『トマト漫才グランプリ』が京都国際映画祭にやって来た! ノンスタ・石田「普段見られない組み合わせの漫才が見られる!」

2023年10月14日(土)

レポート

14日(土)には、京都国際マンガミュージアムで『エンタニメ・トマト漫才グランプリin京都国際映画祭』が開催されました。

吉本興業は、北海道の最北端にある下川町とSDGs包括連携協定を結んでおり、下川町の特産品であるフルーツトマト“はるかエイト”の魅力を広く伝えるためにさまざまな取り組みを行っています。今回のアニメーション作品『エンタニメ・トマト漫才グランプリ』もそのひとつで、人気芸人がフルーツトマトのキャラクターになって漫才を披露するという前代未聞の“トマト漫才師によるドリームマッチ”。トマト漫才コンビ、はるかエイトを演じるのはNON STYLE・石田&好井まさお。はるかナインは囲碁将棋・文田&GAG・ひろゆき。濃ゆとまとは蛙亭・イワクラ&エルフ・荒川。North★Sweetはすゑひろがりず・三島&ななまがり・初瀬という顔ぶれです。

ノンスタ石田と好井による“トマト漫才”はアドリブ満載!

『トマト漫才グランプリ』上映後、NON STYLE・石田、囲碁将棋(文田大介、根建太一)、エルフ・荒川、蛙亭・イワクラ、すゑひろがりず(南條庄助、三島達矢)によるトークイベントが行われました。
これまで下川町のフルーツトマトを世に広めるべく、キャラクターの漫画化やアニメ化を進めてきた石田。『トマト漫才グランプリ』の人選も石田が担当したといいます。「これは、普段あまり見られない組み合わせが見られるドリームマッチでもある」とも。

はるかナインの漫才を担当した囲碁将棋・文田は「トマト漫才をYouTubeで観て、小2の娘が初めて笑ってくれました」とうれしそう。濃ゆトマトの漫才を担当した蛙亭・イワクラは、普段から大親友の荒川と組めたことを喜び、こう明かします。「(ネタの)台本を、荒川が笑ってくれるかをめっちゃ見てました」。これに対して荒川も「最高の気持ちでした。思い出すぎた!青春すぎた!」とハイテンション。North★Sweetの漫才を演じたすゑひろがりず・三島は「荒川ちゃんとイワクラちゃんが“濃ゆトマト”で、僕とななまがり・初瀬が“North★Sweet”。逆のほうがよかったのでは?」とコンビ名にギャップを感じていた様子!? 

はるかエイトを担当した石田は、好井まさおとの漫才に「アドリブを入れまくった。あれはセッションです」と明かし、ほかの“トマト漫才師”たちを驚かせていました。
トークが盛り上がったところで、田村泰司下川町長がステージに登場。『トマト漫才グランプリ』について、「何回見てもおもしろいです」と太鼓判。一方、今回の『トマト漫才グランプリ』に参加していない囲碁将棋・根建、すゑひろがりず・南條が田村町長に「この2人でも(トマト漫才師を)やらせてください!」と直訴。すると田村町長は「(はるかエイト、はるかナインに似せて)“はるかセブン”で…」と提案し、これを聞いた石田は「いいですね!」と大笑いです。

漫才で下川町のフルーツトマトの知名度向上に貢献

トークイベント終了後の囲み会見には、田村町長、NON STYLE・石田、囲碁将棋・文田、すゑひろがりず・三島、蛙亭・イワクラ、エルフ・荒川が参加しました。田村町長は今日の感想を「緊張していたんですが、みなさんの楽しいお話を聞いて、つい調子に乗っちゃったかな」と笑顔で語ると、石田は「“はるかセブン”の被せは最高でしたよ!」と太鼓判。これまで下川町のフルーツトマトPRに尽力してきた石田も手応えを感じた様子です。「皆さんが声を入れてくれたことによってキャラクターがさらにはっきりしてきたので、より愛されやすくなったと思います」と話しました。

それぞれトマトのキャラクターに扮した芸人たちも楽しめたようです。蛙亭・イワクラは「皆さんの漫才を聞いて、『もうちょっとトマトの情報を入れたほうがよかった』と思いました。第二回も開催してほしい」とさらなるブラッシュアップを誓います。三島もまた「ちょっとフリが弱かったかな」と本気の反省。
盛り上がりを見せる『トマト漫才グランプリ』ですが、始まりは「まずは下川町のフルーツ親しんでもらいたかった」と石田。「僕が(PRを)やるのであれば、漫才かな、と。“はるかエイト”って、この時点で漫才コンビみたいじゃないですか。楽しみながらやっています」とも。吉本興業とSDGs包括連携協定を結び、フルーツトマトをPRするようになってからは知名度・売上高も上々だとか。この効果に田村町長も「いろんな形で増えていっているということはうれしいです」と笑顔を見せていました。

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